避難時の心得10ヶ条プラス2
災害時には恐怖と不安からパニックの発生する恐れがあり、正しい情報を入手し、お互いに協力し合い避難するときのルールを守ってください。避難時の心得10ヶ条に、障がいのことを考慮した一般的な2ヶ条をプラスしました。
平成7年の阪神・淡路大震災では、公助にあたる市職員も被災をし、被害も大きくて対処することが出来なかったのです。この教訓から、「公助」のみの災害対策には限界があると考え、日ごろからの「自助」「共助」が極めて重要になります。
- 情報を正確につかみましょう。
- 火気の始末・戸締りを忘れずにしましょう。
- 服装は身軽でヘルメットや防災ずきんで頭を保護し、靴はひもで締められる運動靴を履きましょう。
- 避難所までは歩きなれた道を徒歩で行きましょう。車やオートバイは厳禁です。
- 避難するときは2人以上で、はぐれないようにロープで結んで避難しましょう。
- 避難場所へ移動するとき、狭い道・塀ぎわ・川べりなどは避けましょう。
- お年寄りや子どもの手はしっかり握るなど配慮しましょう。
- 水面下には、マンホールや側溝などの危険な場所があります。長い棒を杖代わりにして、足元を確認しながら歩きましょう。
- 貴重品は身につけ、携行品は必要最小限にしましょう。
- 各自が氏名票(住所・氏名・年齢・血液型を記入したもの)を携行しましょう。
- 身分を証明するもの、障がい者手帳、メガネや補聴器、調剤された薬など、避難所で入手出来ないものを忘れず携行しましょう。
- 障がいにあわせて配慮や支援してほしいことを書いた「ヘルプカード」を用意しましょう。